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ノンフリート契約って何だ?!
車を買って、自動車保険に入ろうとした瞬間。
保険会社の担当者から突然聞かれた。
「お客様はノンフリート契約になりますね」
……ん?ノン?フリート?どっち!?
◆ ノンフリート契約とは?
ノンフリート契約とは、「自動車保険に加入する車が9台以下の個人または法人契約」のことです。
一般的な家庭の車、つまり1台や2台を持っている人は、ほぼ全員この「ノンフリート契約」に該当します。
反対に、会社で複数台(10台以上)所有して一括管理しているようなケースは「フリート契約」と呼ばれ、保険の仕組みも異なります。
ノンフリート契約=自動車保険の基本形と思ってOKです。
◆ 等級制度があるのが特徴
ノンフリート契約では、「等級制度(1等級~20等級)」という割引・割増の仕組みが使われます。
事故を起こさなければ毎年1等級ずつ上がり、最高20等級で保険料が大幅に割引されます。
逆に事故で保険を使うと、等級が下がり保険料が高くなります。
この等級制度があるからこそ、事故を起こさずに安全運転を続けるインセンティブが働くのです。
◆ フィクション:車を買ったばかりの「健太」の話
健太(28歳)は初めて自分の車(中古の軽自動車)を買ったばかり。
保険のことはまったくの初心者だった。
ネットで自動車保険を申し込もうとすると、入力フォームで「ノンフリート?フリート?どっち?」と聞かれる。
「え、俺の車はフリートじゃないよな……?なんか強そうな名前だし」
意味がわからず、結局保険会社に電話。
「はい、健太様は1台だけのお申し込みですので、ノンフリート契約になります」
「あ、そうなんですね!助かりました!」
そして数日後——
健太は会社の先輩(車3台所有)に聞いた。
「俺、フリート契約なんだよね」
「え、そんなに持ってんすか!?」
健太はそこで初めて、「フリート=たくさん車を持ってる人の契約」だと理解したのでした。
◆ ノンフリート契約のポイントまとめ
- 自動車保険の一般的な個人契約は「ノンフリート契約」
- 9台以下が対象(多くは1〜2台)
- 等級制度があり、安全運転で保険料が安くなる
- セカンドカー割引や中断証明書もこの制度内で使える
◆ 最後に:難しくない、ノンフリート契約
「ノンフリート契約」と聞くと難しそうですが、要は「個人で自動車保険に入るときの標準契約」というだけの話です。
これを知っているだけでも、保険選びがグッとラクになりますよ!
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