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対人賠償って、なんとなく聞いたことあるけど…正直よくわからない
そんな方のために、対人賠償保険について噛み砕いて説明します。
■ 対人賠償とは?
自動車保険の「対人賠償保険」は、自分の運転で他人を死傷させてしまった場合に、その相手やその家族への賠償金を肩代わりしてくれる保険です。
例えば、歩行者をはねてしまい、その人が長期入院したり、障害が残ったり、最悪の場合、亡くなってしまったとき——
病院代、慰謝料、逸失利益(その人が働けなくなった分の補償)など、全てが対象になります。
■ なぜ「無制限」が良いのか?
対人賠償は、ケガの程度や被害者の年齢・職業などによって、賠償金額が数千万円から数億円になるケースもあります。
たとえば、若い会社員を死亡させてしまった場合、将来の収入を補償するため、1〜2億円の賠償命令が出ることも。
1億円を上限にしていたらどうなるでしょう?
不足分は、加害者が自腹で支払うことになります。人生が一変してしまいます。
だからこそ、対人賠償は迷わず「無制限」にしておくべきです。
■ フィクション:対人賠償の重要性を知った瞬間
田村さん(43歳・会社員)は、マイカー通勤歴10年。無事故無違反が自慢で、保険は「まあ、最低限でいいか」と、対人賠償を5000万円のプランにしていた。
ある朝、寝坊して急いでいた田村さんは、横断歩道を渡っていた女子高生に気づくのが遅れ、軽く接触してしまう。
幸い命に別状はなかったが、後遺障害が残り、将来の進学や就職にも影響が出る可能性があると診断された。
後日、相手方の弁護士から届いた請求金額は——なんと1億2000万円。
「保険で足りない分の2000万円を自己負担してください」と言われ、真っ青に。
結果的に、ローン、退職金の前借り、親族への借金でなんとか補填したが、人生が大きく狂った瞬間だった。
田村さんいわく、「数千円の保険料をケチったばかりに、すべてを失うところだった」と。
■ まとめ:対人賠償は「無制限」が当たり前
- 対人賠償は、相手の命や生活を守るための補償
- 事故の損害賠償は、数千万〜数億円になることも
- 自分と家族の生活を守るためにも、「無制限」を選択するべき
たとえ事故を起こさなくても、備えておくことが安心への第一歩。
車を運転するすべての人に、対人賠償「無制限」をおすすめします。
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