会社に突然やってくる保険の勧誘…断るべき?放っておいても大丈夫?
「職場に保険の勧誘がよく来るけど、断らないといけない?出なきゃダメ?放っておいていい?」
このような悩みを抱えている人は意外と多いようです。
実際、Yahoo!知恵袋にもこのような相談がありました。
質問はこちら
フィクション:会社に現れた「保険レディ」の話
ある日、都内の中小企業で働く28歳の正社員・美咲さんの会社に、一人の女性がやってきた。
爽やかな笑顔、パンフレットを片手にこう話す。
「こんにちは。近くで保険のご案内をしておりまして…今お時間よろしいですか?」
総務の席にいた美咲さんは、思わず「は、はい…」と対応してしまった。
その日は名刺とパンフレットを受け取るだけで終わったが、数日後、またやってきた。
「前回のご案内、見ていただけました?もしご興味あれば、個別相談も可能です」
「え、まだ押してくるの…?」と困惑した美咲さん。
同僚に聞いてみると、どうやら誰もが「あの人、どう対応すればいいかわからない」と思っていたらしい。
会社に保険の勧誘が来るのって普通?
保険会社によっては、法人や職場に営業として訪問するスタイルをとっているところがあります。
これは「職域営業」とも呼ばれ、企業の許可を得て従業員に保険を案内するケースです。
ただし、あくまでも任意で聞くものであり、断っても全く問題ありません。
もちろん、出る義務も、話を聞く義務もありません。
放っておいて大丈夫?断った方がいい?
結論から言うと、興味がないなら放っておいてOKです。
ただ、パンフレットを渡されるだけでなく、定期的に話しかけられるようになってしまうと、業務にも支障が出ます。
その場合は、以下のように伝えると角が立ちにくいです。
- 「すみません、保険には興味がないので結構です」
- 「社内で対応は控えるように言われていまして…」
- 「担当部署を通していただけますか?」
訪問がしつこい場合や、個人情報の取り扱いが不安なときは、上司や総務に相談して対応をお願いしましょう。
あるあるエピソード:謎の“全員加入ムード”
筆者の知人の会社では、ある時期から「保険レディが毎週来る」ようになり、
なぜか社長がパンフレットを各デスクに配布。空気的に「みんな加入した方がいいのかも…?」という雰囲気に。
実際は単なる紹介だったのに、「断ったら評価下がるかも…」と悩む社員もいたそうです。
こうした職場の同調圧力は、保険選びにおいて冷静な判断を鈍らせる原因になりがち。
加入はあくまで個人の判断。職場の空気に流される必要はありません。
まとめ:保険の勧誘は無理に応じる必要なし!自分のペースで選ぼう
職場に来る保険の勧誘は、あくまで“営業”です。
話を聞く義務はありませんし、興味がなければ断ってOK。
むしろ、大切なのは「自分が本当に必要と感じる保険を、自分のタイミングで選ぶこと」。
職場での勧誘に惑わされず、冷静に判断していきましょう。